【検出が不得意ながんの簡単まとめ|PET-CTによるがん検査】

腎臓や脳は苦手

PET-CTは比類のないすぐれたがん検査ですが、万能ではありません。

 

PET−CTが検出を苦手とするがんについてまとめました。

 

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泌尿器系臓器のがん

PETはがん細胞が正常細胞の3〜8倍もブドウ糖を吸収しやすい性質を応用したものです。

 

しかし、泌尿器系臓器はブドウ糖の排泄ルートなので、体中の余分なブドウ糖が集まってきます。

 

そのため正常細胞にもブドウ糖がたくさん存在し、見分けがつきにくいのです。

 

泌尿器系のがんの代表的なものを紹介しましょう。

 

腎臓がん

腎臓にできるがんは主に腎細胞がんと腎盂がんです。

 

初期には症状があまりなく、全身に転移していくに従い、食欲不振・体重減少・貧血・発熱といった全身症状が発生してきます。

 

がん死亡件数の1%くらいを占めるものです。

 

肥満と喫煙、それから遺伝的体質がリスク要因とされています。

 

膀胱がん

男性に多く、70歳代に発症のピークがあります。

 

表在性膀胱がんと浸潤性膀胱がんの2タイプがあります。

 

無症状で血尿が出るというケースが一番多く、排尿痛など膀胱炎と似た症状が出ることもあります。

 

前立腺がん

前立腺は男性だけが持つ器官で、精液の粘液部分を作るものです。(精子は精巣=睾丸で作られる)

 

発症年齢は50代以降が中心で、高齢になるほどリスクが上がります。

 

初期には残尿感など軽微な自覚症状しかありませんが、進んでしまうと周辺の臓器や骨に転移します。

 

男性のがん死亡件数の第6位を占める、注意が必要ながんです。

 

脳・心臓・胃

脳・心臓・胃はブドウ糖を大量に消費する器官なので、正常細胞にも多量のブドウ糖が含まれており、識別が困難です。

 

脳など、PET検査画像では明々と光っているほどです。

 

これらの器官のがんを紹介しましょう。

 

脳腫瘍

他の臓器のがんが転移してできる転移性脳腫瘍と、脳組織自体から始まる原発性脳腫瘍の2種類があります。

 

転移性脳腫瘍の転移元で多いのは肺で、約半数を占め、乳がん・直腸がん・胃がんなどが続きます。

 

原発性脳腫瘍は比較的稀な病気ですが、子供に発生しやすいです。

 

心臓腫瘍

心臓にがんはできないと信じている人も多いようですが、心臓腫瘍は存在します。

 

心臓病全体の0.1%くらいしかない稀な病気ですが、部位が部位だけに良性腫瘍でも命に関わります。

 

胃がん

がん死亡件数は男性で2位、女性で3位のこわいがんです。

 

胃がんはPETで全く見えないわけではないですが、早期のものは光りにくいです。

 

早期胃がんはCTでもみつけにくいので、PET-CTは胃がん対策にはあまり有効でないということになります。

 

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